江戸川競艇場

競艇予想の精度をより高いレベルに引き上げ、プロ並みの的中率を実現するためには、各競艇場の特徴を把握することが不可欠。

特に、全国で唯一河川を利用したコースで「日本一の難水面」と称される江戸川競艇場について知ることができれば、難解なレースでも安定して的中を積み重ねることができるだろう。

このページでは、江戸川競艇場(ボートレース江戸川)の特徴や、予想の際に役立つデータなどを紹介していく。

江戸川で勝ちたいなら、必見だぜ。

基本のデータを紹介するぞ

予想に関するデータの前に、まずは江戸川競艇場の基本的な情報を紹介しておこう。


そして、各コースの成績は次の通りだ。

コース 1着率 2着率 3着率
1 49.7 18.5 10.1
2 16.2 25.4 17.5
3 13.2 19.8 20.1
4 11.3 14.7 18.9
5 6.0 12.9 16.9
6 3.8 9.4 17.3

※2019年のデータを表示しているぞ

一見して明らかにインが不利で、またその分アウトの勝率が高くなっているな。

ここからも分かる通り江戸川競艇場は競艇のセオリーが通用せず、予想を的中させるのは極めて困難だ。

しかしその分、的中した時の配当にも期待できるから、江戸川での予想をと諦めては勿体ない。

これから紹介するような水面の特徴を押さえて、少しでも的中率を高めていって欲しい。

マイシロが狭く、ピットが近いのが特徴

江戸川競艇場



見ての通り、江戸川の競争水面はかなり狭く、特に1マークのスタンド側は37.1mしかない。

一般的に、この部分が狭ければ狭いほどインのマイシロが無くなって窮屈になるとされているから、江戸側のイン不利は主にこの点によるものだと分かるな。

また江戸川は、ピットが2マークとかなり近い位置にあるため、枠なり進入率が極めて高い
イン屋の選手が出走する場合は、コース取りを諦めるケースや、深インで崩れるケースについて慎重に検討すべきだろう。

さて、競走水面の形を見る限り、江戸川は「日本屈指の難水面」と呼ばれるほど乗りにくいようには感じられないかも知れないな。

実際のところ、江戸川の難しさは水面の形状ではなく、その立地によるところが大きいんだ。

最大の敵は潮と風だ

江戸川競艇場はその名の通り江戸川の河口付近につくられており、川の流れと潮の満ち引き、両方の影響を受ける。

潮が満ちるときは1マーク側へ向けて流れる「追い潮」、逆に潮が引くときは「向かい潮」になるぞ。

また江戸川競艇場は、周りに森林や高層ビルなどがほとんどないため、風の影響を受けやすい。

10m/s以上の風が吹くこともザラで、高波が立ってしまいレースが中止になることも少なくないな。

強い潮流と強風が合わさると、波が複雑になる上に舟のスピードをコントロールしにくくなり、スタート勘が大きく狂うことになる。

江戸川では、選手の当地成績について他の競艇場よりも厳しくチェックすべきだろう。

先人の知恵を活かせ

ここまで紹介した通り波や風の影響が極めて大きく、闇雲に予想するだけでは勝ちにくい江戸川競艇場。

だが江戸川競艇場のサイトでは、風や潮の向き、および強弱を基準に水面の状態を35通りに分類し、その傾向をまとめたデータを配布しているんだ。

江戸川競艇場_データ



本気で江戸川を攻略するなら当然35通りの傾向をすべて暗記するべきだが…
まずは「強い追い風」と「強い下げ潮(向かい潮)」が重なるケースについて傾向を掴んでおくべきだろう。

この条件では波が高くなりやすいから、ほかのあらゆる能力よりも「波乗り」の巧さを重視したい。

波さばきに自信のある選手は、スタート展示でも強気に攻めることが多いから、その辺りに注目しておけば思わぬ高配当に期待できるぞ。

ちなみに江戸川では、非常に水面が荒れやすいことから、他の競艇場と比較して「安定板」を着用してのレースがかなり多くなっているんだ。

舟に安定板を装着すると加速がつきにくくなり、とくにスロースタートのコースは苦戦を強いられることになる。

普段より更にイン側の成績が落ちることになるから、気を付けてくれよ。

難解な江戸川を本気で攻略するなら

ここまで読んでくれて感謝するぜ。

江戸川競艇場の水面特性や、着順に関するデータなどを紹介させてもらった。

このページを活用して、江戸川での予想スキルを高めてくれたなら嬉しく思うぜ。

とはいえ江戸川における予想の難しさは並大抵のものではなく、水面特性を理解してもなお稼ぎには手が届かないかも知れない。
江戸川ではほとんど「事故」としか思えないような大荒れレースが頻発するし、そういったレースを的確に当てられなければ回収率をアップさせるのは困難だ。

そんな江戸川でより安定した利益を得たいなら、プロが競艇予想を提供するサイトを活用し、より質の高い情報を集めるのが得策だ。

ウチこと「アタルの競艇放狼記」で紹介しているサイトは、この俺アタルが実際に会員登録して実力を確かめたものばかりだから、困難なレースの的中に役立つはずだ。

↓にいくつかオススメを見繕っておいたから、ぜひチェックしてくれよ。