クイーンズクライマックス

最近積極的に広告が展開されていて、若者の間でも知名度の高まってきた競艇(ボートレース)

「重賞」と呼ばれるレースは毎月のように行われているが、その中でも「クイーンズクライマックス」というレースを知っているだろうか。

正式名称を「賞金女王決定戦競走」というこのレースは、その名の通り女性ボートレーサーの中で最強を決める戦いなんだ。

同じ時期に開催される「賞金王決定戦競走(ボートレースグランプリ)」になぞらえて「女性版グランプリ」と呼ばれることもあるな。

このページでは、クイーンズクライマックスの歴史や出場条件、日程や歴代優勝選手について徹底的に解説していくから、観戦する前に押さえておけばレースをより深く楽しめるだろう。

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クイーンズクライマックスとは

クイーンズクライマックスは、SGクラスに準じる格を持つとされるプレミアムG1(PG1)レースに区分されている。

ここで競艇レースの格付けについておさらいしておくと…
上からSG・PG1・G1・G2・G3・一般戦となる。

今のところ、PG1に区分されるレースは、ヤングやマスターズなど、特定条件の最高峰となるレースが多いようだ。

さて、クイーンズクライマックスは毎年大晦日が最終日となる日程で開催され、一年を締めくくる重賞となる。

本戦と並行して、翌年春のPG1競争「レディースチャンピオン」への出場をかけた「クイーンズクライマックスシリーズ戦」も行われるんだ。

会場は毎年持ち回りだが、2019年の時点では、平和島のみ過去2回開催した実績があるぞ。

ちなみに、優勝者には賞金1200万円のほか500万円相当のティアラが送られ、また日本財団会長賞として上位3名にジュエリー、4~6位の選手に記念品が授与される。

このレースでは文字通り女王の戴冠が見られるってわけだな。

クイーンズクライマックスの出場条件

ここで、クイーンズクライマックスに出場するための条件について確認しておこう。

まず第一選考では、同年1/1から10/31までを集計期間とし、対象選手の中から上位42名を選出する。

次に第二選考として、ここまで選ばれなかった選手の中で、同年1/1からチャレンジカップ終了日までの獲得賞金が高い選手を12名選抜するんだ。

こうして集められた54名について、第二選考終了時の獲得賞金を改めて比較し、上位12名がクイーンズクライマックスに出場することになる。

残り42名は、並行開催されるクイーンズクライマックスシリーズ戦のほうに斡旋されるわけだな。

他のレースと同じように、フライング休みスタート事故の罰則褒章懲戒規定による出場停止期間が開催時期と被る場合には、選出から除外されるんだが…
出走メンバーの質を確保するためか、このレースでは選出についていくつか特例措置がある。

第二選考終了時における順位が15位以上の場合は、フライング休みが被っていても選出が継続されるうえ、12位以上の選手はスタート事故の罰則期間についても無視されるんだ。

クイーンズクライマックスのスケジュール

何度か紹介した通り、開催説中は賞金女王を決める「クイーンズクライマックス」と、翌年のPG1への出場をかけた「クイーンズクライマックスシリーズ戦」が並行して行われる。

まずは通常のリーグと同じようにシリーズ戦が開始され、人数の少ない「クイーンズクライマックス」は節3日目からの開催となるぞ。

そして6日目最終日の11Rがシリーズの優勝戦12Rがクイーンズクライマックスの優勝戦だ。

クライマックス出場12選手のうち、優勝戦に出られなかった6選手は、最終日10Rの順位決定戦に回ることになるぞ。

過去5年間のクイーンズクライマックス優勝選手

  • 2014年(三国) 日高逸子 枠番1 逃げ
  • 2015年(丸亀) 川野 芽唯 枠番4 恵まれ
  • 2016年(津) 松本晶恵 枠番1 逃げ
  • 2017年(芦屋) 遠藤 エミ 枠番1 逃げ
  • 2018年(桐生) 松本 晶恵 枠番1 逃げ

このレースが初めて開催されたのは2012年で、G1競争としてはかなり歴史が新しい。

そのため連覇はおろか、複数回の優勝を遂げた選手もほとんどいないんだが…
唯一、群馬の松本晶恵選手が2度の優勝を果たしている。

彼女が3回目の優勝を成し遂げられるかどうか、今から注目しておくのも悪くないな。

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ここまで読んでくれて、感謝するぜ。

クイーンズクライマックスのスケジュールや、出走できる選手の条件などについて解説させてもらった。

ボートレース界の1年を締めくくる戦いとして、舟券も当てていい気持ちで1年を終えたいところだな。

しかし、ただ闇雲に舟券を買うだけでは

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