レースのグレードを徹底解説

誰でも簡単に当てられると話題で、近ごろ人気が高まってきている競艇(ボートレース)

ここを読んでいる皆の中にも

「今までは競馬しかやっていなかったけど、競艇も面白そうだな…」

と考えている人も多いかも知れないな。

実際、過去に競馬や競輪を経験していたギャンブルファンにとって競艇は、「舟券の買い方」などに戸惑う必要がない分、かなりとっつきやすい趣味だろう。

とはいえ、競艇をより深く楽しみ、将来的に「稼ぐ手段」にするつもりなら、競艇ならではの知識を身に着けた方がいい。

例えばレースのグレード。
番組表で「PG1」「SG」という表記を見て、何のことだかわからなかった、という経験はないか?

このページでは、そんな「PG1」や「SG」をはじめとして、わかりにくい競艇レースのグレードについて詳しく解説するぜ。

競艇のレースグレードは6段階

そもそも競艇のレースは、出場する選手のレベルによっていくつかのグレードに分かれている。

より多くの選手に参加権がある、グレードの低いレースから順に

・一般戦
・G3
・G2
・G1
・PG1
・SG

となる。

「PG1」「SG」というのは競馬なんかでは見られない格付けだし規則性もないから、戸惑うのも無理はないな。

その二つについて順番に解説していこう。

SGの中のSG「GRANDE5」を知っているか?

「SG」「スペシャルグレード」の略で、さきほど紹介した通り最も格の高いレースだ。

ほとんどの場合「A1レーサー」と呼ばれる最上位の選手しか出場できないため、必然的に極めてレベルの高いレースが繰り広げられる。

2019年現在、SGクラスの競争は以下の9レース。
開催場については、原則として全国24ヵ所のボートレース場が持ち回りで担当することになっているぞ。

 

 

 

またこの中でも、特に格式の高い5レースを合わせて「GRANDE5(グランデファイブ)」と呼ぶことがある。

GRANDE5のレースでは、上位3位までのレーサーに金・銀・銅メダル(賞金王決定戦に限りプラチナ・金・銀メダル)が進呈されるぞ。

さらに、2014年以降にこれらのレースをすべて制覇した最初のレーサーには、グランドスラム達成記念として、3億円相当の金のインゴットが送られることになっているんだ。

近い将来、三億円がかかったレースを見られる日が来るかも知れないな。

GRANDE5には、以下の5レースが該当するぞ。

 


G1より格上のG1だと?

そして「PG1」「プレミアムグレード1」の略。

過去にG1扱いだったレースの中でも特に人気が高く、その他のG1よりも格が高いと認められたレースがこのクラスになる。

名前こそG1からの派生だが、ファンの盛り上がりやレースのレベルはSG並と言ってよいだろう。

該当するのは以下の5レースで、SGレースと同じように全国の競艇場やボートピアで舟券を購入できる

 

  • ・マスターズチャンピオン(名人戦)
  • ・レディースチャンピオンシップ(女子王座決定戦)
  • ・ヤングダービー
  • ・ボートレースバトルチャンピオントーナメント
  • ・クィーンズクライマックス(賞金女王決定戦)

 

 

一般戦もあなどれないぜ

ここまでに紹介したのが、いわば競艇の最高峰となるレースだ。

その他のレースについては、おおむねグレードに応じて参加する選手のレベルも変わってくる、と考えていいんだが…

ここで注目しておきたいのが、一番下のクラスとなる「一般戦」だ。

基本的にはB2という最下位クラスのレーサーでも出場できるレースで、レベルもさほど高くないことが多い。
しかしお盆や年末年始などは、帰省してきた地元選手たちを集めたレースが開催されることがあるんだ。

そういったレースでは、地元の選手であればA1級のレーサーでも平等に斡旋されるから、一般戦とは思えないほど華やかな戦いが見られる可能性もあるぞ。

また、ボートレーサーがフライングで帰郷処分を受けた場合、復帰初戦は必ず一般戦に出場することになっているから、これも覚えておくといい。

競艇知識を付けて、勝ち組を目指せ

ここまで読んでくれて感謝するぜ。

SGやPG1を中心に、競艇(ボートレース)のグレードについて解説させてもらった。

今後、皆が番組表を見て迷わないようになってくれたらうれしく思うぜ。

さて、ウチこと「アタルの競艇放狼記」では他にも、競艇の基礎知識や、競艇(ボートレース)の予想に役立つサイトなどの情報を提供している。

ぜひ以下のリンクからチェックしてみてくれ。